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スパイもの2弾目

ダブル・ジョーカーダブル・ジョーカー
(2009/08/25)
柳 広司

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結城中佐率いる“D機関”の暗躍の陰で、もう一つの秘密諜報組織“風機関”が設立された。だが、同じカードは二枚も要らない。どちらかがスペアだ。D機関の追い落としを謀る風機関に対して、結城中佐が放った驚愕の一手とは―。表題作「ダブル・ジョーカー」ほか、“魔術師”のコードネームで伝説となったスパイ時代の結城を描く「柩」など、5編を収録。吉川英治文学新人賞&日本推理作家協会賞W受賞の超話題作『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第2弾、早くも登場。

明石元二郎の話など、わくわくする自分には、とても好きなシリーズ。霜月さんのマンガの結城中佐も格好良くて大好きです。
なのに最後の話で、シリーズ終了になってしまうのは非常に寂しく感じました。【柩】 とラストの【ブラックバード】 が特に好きです。「とらわれるな」、なんだなぁ…。

エリック・アンブラーの『グリーン・サークル事件』をアマゾンで勧められたので、メモメモ。
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されど忘れ得ぬ心の街

マザーマザー
(2010/05/26)
平山 瑞穂

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そのソフトを使えば誰でも「理想の人物」を生み出せるという…。ストリートライブでおぼろげな記憶の中にいる「彼」を歌う佐川夏実。大学のサークルで世の中に流布する都市伝説を研究する伊神雄輝。二人の前に現れた奇妙なソフトによって、運命は大きく揺さぶられていく。

デビュー作の『ラス・マンチャス通信』をハードカヴァーで6年程前に読んだ時は震えがきました。訳が分からないけど、どこが好きとは上手く言えないけど大好き!でした。カフカ+マルケスとかマジックリアリズム的手法とか言われる前だと思います。カフカはともかくマルケスは好きです。

その感動だけずっと覚えていて、ふとこの作家さんは今は何か書かれてるのかなと気になり、検索したところ、その後も活発に活動なさってると知り、最近ので評判がいいのを選んだ次第。ちなみに女性作家さんだと思ってました。

あの感動がまた味わえるのかなーと期待に脳も身体も膨らみそうになりながら読みました。

『ラス・マンチャス通信』との違いにまず驚き、違う作家を読んでいるのかと思った程。途中からはファンタジーというかミステリーというかそういう範疇になることに納得いきますが、『ラス・マンチャス通信』に比べると普通の作品みたいで、あの世界観はどこへ?と。
ラストの展開は、『ラス・マンチャス通信』のケリとつけるような身体のパワーを感じますが、ケリをつけなくても良いんです…という自分には期待のものと違いました。
井上夢人さんのミステリ作品と言われても信じそうな感じ。

未読の2作目、『忘れないと誓ったぼくがいた』も存在と忘却についての作品らしいので、そこがこの作者の好きなモチーフなのかなと思いつつ、『ラス・マンチャス通信』の感動を!と思うと違うものになってしまうことは否めませんでした。

『全世界のデボラ』なら『ラス・マンチャス通信』に近そうなので、『ラス・マンチャス通信』再読後に読んでみようと思います。

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ねえ気がついてよ 早く わたしを今の内に

世迷いごと世迷いごと
(2010/10/13)
マツコ・デラックス

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いまやあっちこっちに引っ張りダコの女装コラムニスト、マツコ・デラックス。その真骨頂である「愛ある毒舌」がこれでもかッ!と炸裂しているのが本書。広末涼子、エビちゃん&モエちゃんら芸能界の美女から女子アナ、果ては谷亮子までマツコが気になるオンナたちの本性を鋭く見抜く。オンナとしての生き方に悩むアナタも、マツコに興味シンシンのアナタにもオススメの一冊。

叶姉妹と広末のとこは面白かったですが、広末さんのとこも灰皿の単語等は一切出てませんので、そういう類いを求めてる方は開いても仕方ないかと。

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問題は今日の雨

大晦日に『犬神家の一族』を放映するMXテレビがわかりません!でも新版じゃないからそこは評価。横溝ものBLとかあればいいのに…って脳内補完されてるからなくても問題ないか。


甘やかな共謀 (アイノベルズ)甘やかな共謀 (アイノベルズ)
(2005/04/19)
沙野 風結子 桃山 恵 (イラスト)

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美貌の報道番組ディレクター・圭祐はキリトと名乗る男から大物政治家汚職事件の情報があると呼び出され、ホテルで会うことに。だが、それは罠で-。スクープの代償に身体を求められた圭祐は…。

展開が垣根涼介さんの『ワイルド・ソウル』ちょっと似てるような…。でも『ワイルド・ソウル』と違い剃毛もないし、お道具もないです。でも受が、仕事に情熱があって、評価も高いところは同じ。だから狙われるんですが。

出会いは一方的な罠ですが、H自体はさほど無理矢理ではないし、キリトの気遣いが行き届いているので圭祐が次第に惹かれていくのも、分かり易く書かれてます。身体が変わっていくのもちょっとハイペースですが、良い感じ。
エロ部分も初夜描写が丹念な程嬉しい自分には、好きな展開です。その後も。
後味も悪くなかったので、かなり印象が良い本でした。

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Real voice

サクリファイスサクリファイス
(2007/08)
近藤 史恵

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ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。

勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。それは、単なる事故のはずだった――。二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。


ランス・アームストロングの『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』も『シャカリキ!』も『弱虫ペダル』も『のりりん』も読んでます。『Odds』 はこれからです…。

ミステリでロードものなら読みますよ!
途中までプロレース物語かと思いきや、ちゃんとミステリに!人も亡くなるし。
これか真相かーと思いきやそこから変わる『相棒』方式です。

近藤さんの既読のミステリの中で一番好きです。薄いのですぐ読めるし(笑)

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振り向く勇気を捨てては 傷を重ねた

セカンドバージン (幻冬舎文庫)セカンドバージン (幻冬舎文庫)
(2010/11)
大石 静

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中堅出版社の辣腕専務・るいは、十七歳年下の金融庁キャリア・行と出会う。彼に興味をもったるいは著書を出版し大ヒットさせ、時代の寵児にする。行には資産家の娘で子づくりにしか興味のない妻・万理江がいるが、るいと行は年齢差を超え、お互いを激しく求め合うようになる。けれど万理江の思いがけぬ反撃に遭い、二人は苛烈な運命に堕ちていく。

ドラマ終了後1時間くらいでガーッと読みました。

職場の女性の中でNHKの『セカンドバージン』ブレイク中で、この本も同僚から借りました。
多少の構成の違い、時系列の違いはありますが、概ねドラマは原作通り。
役者さんが全員上手く役を膨らませていたなーと思います。

原作より皆良かったと思うのって、なかなかないです。

もっと「死のような快楽」について作中でも触れて頂きたかったなあ…。
るい役の京香の発言時の表情は良かったんですが。

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なんとなく夢を

邪魔(上) (講談社文庫)邪魔(上) (講談社文庫)
(2004/03/16)
奥田 英朗

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この小さな幸せは、誰にも壊させない
2002年版「このミステリーがすごい!」第2位
第4回大藪春彦賞受賞
及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供2人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。


よく出来てるけど、『無理』同様に爽快感は無い作品。でも『無理』よりは数段精神的に楽です。
1998年の「ザイエンス新潟支店毒物混入事件」がモデルではないかと言われています。

御主人が放火犯ではないかと疑ったその時から家庭が壊れる。奥様が別のものになる。
やりきれなさは一級品です。

テーマ : 読書 - ジャンル : 小説・文学

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