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未通男好きなので…

夜ごと蜜は滴りて (リンクスロマンス)夜ごと蜜は滴りて (リンクスロマンス)
(2003/07)
和泉 桂

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没落しつつある華族・清澗寺家の次男・和貴は、長男の国貴が出奔してからも、相変わらず放埓な毎日を過ごしていた。ある日、ほとんど話したことのなかった秘書仲間の深沢と親しくなり…
『この罪深き夜に』
『夜ごと蜜は滴りて』
『せつなさは夜の媚薬』
『罪の褥も濡れる夜』
『紅楼の夜に罪を咬む』
『終わりなき夜の果て (上)(下)』。


確かに調教ものです。
ただ、和貴が既に経験者なので、初めてのショックの描写はなくて、寂しいのです。未通男好きなので、身体は慣れていても恋は初めて、というのも嫌いじゃないんですが、途中は浮気しても良いので、未通男の描写が欲しかった。すみません、しつこいです。

そういう点で前作の『この罪深き夜に』が好きだったんです。
罪シリーズでも1作目の『有罪』が大好きなのもその理由。

男の処女好きはふざけんなと思うくせに、自分は未通男好きとは…いや、別に未通男の振りをして、そういう描写があるならそれでOKですから、真の未通男好きではないです。
って言い訳が潔くないですね。
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テーマ : BL小説 - ジャンル : 小説・文学

悲しみを暖炉に燃やし尽くしている

交渉人は振り返る (SHYノベルス)交渉人は振り返る (SHYノベルス)
(2009/05/28)
榎田 尤利

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弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人として、『芽吹ネゴオフィス』を経営している。そんな芽吹が泣く子も黙ると評判のヤクザ、兵頭寿悦と深い関係になり、この頃ではお互いの存在になれつつあった。だが、考え方も違えば生き方もまるきり違う、おまけにヤクザなんて大嫌いだ、それなのに寝ている…。という事実に戸惑いがあるのも事実だった。そんなとき、芽吹はかつて関わっていたある青年と再会して…?

★大ヒット作:交渉人シリーズ第3弾登場!!
シリーズ第1弾:交渉人は黙らない
シリーズ第2弾:交渉人は疑わない


女の子が好きなのに、何故か兵藤はOKというか寧ろウェルカムな芽吹。
兵藤が、麝香の代わりのフレグランスを強引に芽吹に選ばせているあたり、女の子みたいな回路もあるんだなー、本当に兵藤は先輩を好きなのね、と嬉しくなりました。

芽吹は大変な罠にかかってしまいますが、ちゃんとお約束のラブリーが救出に来てくれますし、互いの過去を含めて受入れられるか、その前に自分が受入れているか等も出てきて、本格的な恋愛になってまいりました。
今回はちょっと芽吹に酷だったと思うので、もっと増量で甘々なシーンをみたかったです。
って芽吹が大変じゃない巻なんて、交渉人シリーズにはないんでしょうけど。

兵藤はもうGPSを芽吹にこっそりつけておくべき。歯にでも埋めておけ(笑)。

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愛され過ぎることはないのよ

おきざりの天使 (SHYノベルス 191)おきざりの天使 (SHYノベルス 191)
(2007/09/27)
夜光 花 ・門地 かおり (イラスト)

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途中からの展開が、SFやファンタジーライノベみたいになって、夜光 花さんの作風ってこうなのかな?と思いつつ読み進めると、最後には謎が解けました。

スリルもあるし、吊り橋効果もかくやという感じでエロは激しいですが、ツボではあまりなかったです。

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悲しみや孤独に打ちのめされても

唇にキス 舌の上に愛―愛と混乱のレストラン〈3〉 (二見シャレード文庫 た 2-13)唇にキス 舌の上に愛―愛と混乱のレストラン〈3〉 (二見シャレード文庫 た 2-13)
(2009/04/23)
高遠 琉加

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瀟洒な一軒家のフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」。支配人として出向してきた理人には、この店を足掛かりにフレンチの老舗「ゴルド」を買収するという目的があった。上司の叶はよき理解者だが、父に遺棄された理人は当時の思い出に絡む叶の想いを受け止めることができない。その理人の心をさらにかき乱すのは、シェフという立場を超え内面に迫ってくる久我の存在だった。怖いのに優しくて、出会ったときから自分を壊してしまうとわかっていた男―。嵐のような奪われた一夜が明け、理人の前にいたのはしかし…。
【シリーズ既刊】
『 愛と混乱のレストラン 』
『 美女と紳士と野獣 ~愛と混乱のレストラン 2 ~ 』


北島亭もコートドールも大好きですが、小説を読んで本当に料理が美味しそうだなーと思う事は割と珍しいので、その点でも素晴らしいです。
理人が、たった1巻の猶予しかないのに立ち直れるのかと不安でしたが、叶さんと久我でよく選択しました。
女性がデートレイプされたら、絶対有り得ない展開ですが、男性ですし、BLだし、さらーっと読んでしまう不思議…。
本当にこの作品は経営の話も料理も、恋愛も無理がない展開で、完成度が高く読ませる力が凄いです。

まずは、パティシェの番外編が楽しみ。

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物語の外へ砂漠を越えて

透過性恋愛装置 (CROSS NOVELS)透過性恋愛装置 (CROSS NOVELS)
(2007/05)
かわい 有美子 ・花本 安嗣 (イラスト)

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若手建築士として注目を浴び、己れのルックスにも自信を持っていた北嶋は、とあるコンペでホテルマンの牧田と出会う。その落ちついて控えめな物腰を軽んじ、コンペで最優秀賞を逃したことで牧田にいちゃもんをつける北嶋だったが、常に大人の余裕を持つ牧田に諫められ高慢な鼻をへし折られてしまう。それをきっかけに牧田の人間性に触れ、恋に落ちてしまった北嶋は、思い付く限りの策を弄するのだったが…。
北嶋がうわっちゃれー男で、本当に図面が引けるのかよと思いつつ読んだ位でしたが、牧田おじさまのおかげで人の心が芽生え、恋&岡惚れも男同士も全部初めて、という状態に躊躇しつつも踏み込んでいきます。もっと早く躊躇い描写を読みたかったですが、ラストの牧田さんのテクニックと焦らせ…つまりはオヤジってことなのかもしれませんが、こういう焦らしが好きなのでオヤジでもおじさまでも上等!非常に楽しかったです。
牧田さんの意地悪は全然意地悪じゃないので、北嶋がへまやって、もうちょっと調教されるとこも読みたいです。

『上海金魚』も読む予定です。

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欲望は切実じゃないと

雪よ林檎の香のごとく (新書館ディアプラス文庫)雪よ林檎の香のごとく (新書館ディアプラス文庫)
(2008/07/10)
一穂 ミチ 竹美家 らら (イラスト)

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中学受験も高校受験も失敗し、父の母校に進学する約束を果たせなかった志緒。今は、来年編入試験を受けるため、じりじりする気持ちを抱えながら勉強漬けの毎日を過ごしている。五月雨の降るある日、志緒は早朝の図書室で、いつも飄々としている担任・桂の涙を見てしまった。あまりにも透明な涙は、志緒の心にさざなみを立て―。静かに降り積もるスノーホワイト・ロマンス。期待の新鋭・一穂ミチのデビュー文庫。

子規のタイトルも、イラストも表紙まるごとストライク。
まだまだBL大好きという訳ではなく、面白いのがあれば良いなという手探り状態ですが、肌色系BLより、ライノベ系BLっぽい方が好きなのかもしれません。この作品はエロ以外のところも丁寧だし、エロは心理描写も上手いくせに、志緒はストレートに欲求も愛情も言葉にするので、ピロートークも良い。誑しです、充分に。
ただ、好きな相手といやらしい気持ちになるのが最高にいいんだって。遊び半分では、ほんとうにいやらしい気持ちになんかなれないんだって。
触れられて嬉しい、欲しがられて嬉しい、体温が、鼓動が、吐き出す息が、それらすべてをこの世のふたりだけで分け合うことが、細胞のさざめくような歓びだった。

ここからの数頁が特に愛おしいです。

志緒が桂に惚れるのも、私は納得です。
誰にも言えなかった内容を話し、桂の秘密を共有し、いい加減だと思っていた桂の矜持とそれゆえ傷つけてしまった相手への謝罪も行ないーー通常の恋愛なら充分だと思います。
同性じゃないと絶対ムリ!な相手じゃなくて良かったね!

次は『藍より甘く』です!

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小さい灯 星になる少し前に

ウルバンの月 (白泉社花丸文庫)ウルバンの月 (白泉社花丸文庫)
(2000/10)
花郎 藤子 佐々 成美 (イラスト)

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新進気鋭のシルバージュエリーデザイナー沢木理玖は、叔母夫婦の家の離れに工房を構え、弟子の榎田数馬と共同生活を送っている。理玖は16の時事故で両親を亡くし、同時に叔母の娘・涼子も亡くなっていた。そして今は家を離れている叔母の長男・仁と理玖の間には、肉体関係を強要された辛くて苦しい過去があった。だがそれも高校卒業する日に突然終止符が打たれた。『二度とおまえの前に現れないから心配するな』そう告げたきり姿を消したのだった。それから4年…。

ウルバンとは…後書きに答えが載ってます。盂蘭盆のことです。

表紙が素敵なので手に取ったということもあり、確認したらイラストは10年前の佐々さんでした。この頃から繊細だったんですね。

最後まで読んでシックスセンスに似てると思いましたが、仕掛けも恋愛描写も旧家の設定も好みでした。

次は『黒羽と鵙目』の予定です。

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