スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

神にでもなるつもり?

美しいこと(上) (Holly NOVELS)美しいこと(上) (Holly NOVELS)
(2007/11/21)
木原 音瀬

商品詳細を見る


松岡洋介は週に一度、美しく女装して街に出かけ、男達の視線を集めて楽しんでいた。ある日、女の姿でナンパされ、散々な目に遭い途方に暮れていた松岡を優しく助けてくれた男がいた。同じ会社で働く、不器用、トロいと評判の冴えない男、寛末だった。女と誤解されたまま寛末と会ううちに、松岡は「好きだ」と告白される。松岡は、女としてもう会わないと決心するが…。

素晴らしいです。

木原さんの作品はまだ『吸血鬼と愉快な仲間たち』既刊4巻しか読んでおらず、
ほのぼのしているけど、殺人事件好き?といういい加減な印象しかありませんでした。

BLを見直すきっかけになったのは、水城せとなさんの『窮鼠はチーズの夢を見る』で、
BLにはこんな作品がゴロゴロしてるのか!凄い!と思ったことですが、
この作品は正にそのウルトラ級です。良かったです、BLに手を付けてみて。

女装しつつ寛末に会っていた時の罪悪感の描写も良いですが、
その後に男だとバレたときからの松岡の努力が泣かせます。

普段BLでエロがどーのこーのと言っている自分ですが、人間関係と心理描写、
駆け引きの様子がここまで巧みなら、とってつけたようなエロなぞは不要。

男に戻った松岡が寛末の部屋に泊まった時のシーンは、また松岡の不憫さに泣きそうになります。

テーマ : BL小説 - ジャンル : 小説・文学

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。