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たかみを望んでは破れゆく

箱の中 (Holly Novels)箱の中 (Holly Novels)
(2006/03/23)
木原 音瀬

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堂野崇文は痴漢と間違われて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯した癖のある男たちと一緒で、堂野にはとうてい馴染めなかった。そんな中、「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが…。

読み終わって、喜多川と堂野って『吸血鬼~』のアルとエンバーマーの暁の関係なんだなーと。強度は違いますが、基本の組み手は同じかな、と。

喜多川の描写がある度に、彼をなんとかしてあげたいという気持ちにさせられる。
教育、愛情等並以下どころではなく、殆ど最低レベルしか経験の無いまま、初めて向き合う相手が堂野で、喜多川にとってそれは生理的にもイケる相手で…。

堂野は冤罪なのに、最高裁まで争っても有罪扱い。信用したムショ仲間にはとんでもない目に遭ってしまい、暗闇の中に居るのが喜多川だけ。

この2人がどうにもならない訳が無く、かといって刑務所は刑期があるまでの期間だけだから、別世界だから、と堂野は割りきるが、喜多川は。

そして1年遅れて刑務所を出た喜多川は堂野をどうやって探すか。
『脆弱な詐欺師』に書かれてますが、『箱の中』と『檻の外』通じて、喜多川の幸せを最も願ってしまいました。まさかあいつが味方するとは。

テーマ : BL小説 - ジャンル : 小説・文学

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